パネル

プレウォールパネルの3大性能

耐久性

壁体内の湿気や結露対策で家を長持ちさせます。

家の寿命を縮めるのは、壁体内に入り込んだ湿気とそれが冷やされてできた結露です。
「プレウォール」は、これらの対策として、目に見えない壁の中を乾燥させた状態に保ち腐朽菌の発生を抑え、いつまでも住まいを丈夫な状態に保ちます。

壁体内結露発生のメカニズム

  • 室内の水蒸気を多く含んだ空気が、壁を通って屋外に流れ出る時に、その内の一部が壁の中にセキ止められます。

  • セキ止められて壁の中に残った水蒸気を含んだ空気は室内と屋外の温度差によって結露し、水になります。

  • この水が吸水性の高い断熱材を濡らし、断熱性能を低下させます。

  • 結露の量が増えると、水分は断熱材を伝って移動し、柱などの構造体や内装材を濡らし、住宅構造体の腐朽の原因になります。

壁体内結露発生のメカニズム

断熱材には、水を吸収しにくいスタイロフォームを採用。

吸水量 0.01g/100㎡……高い防水性
スタイロフォームは、独立気泡構造になっていますから、毛細管現象や連続気泡による給水を起こしません。
水中に浸漬しても、膨潤したり、軟化、変形、変質することがありません。

スタイロースの性能比較

吸水性比較(インクテスト)
インクに浸潰し、5分、30分経過してもスタイロフォームは表面を伝わるだけで素材には、浸透しません。

壁体内結露発生のメカニズム

グラスウールの特色
価格が安い反面、水に弱く、濡れると断熱性能が失われます。また、防音性能が低い特性があります。

壁体内結露を抑制して、新築時の住宅性能を維持します。

住宅の耐久性向上を目的に壁体内湿気等の水分を排出させる「通気構法」を標準的な工法としています。
「通気構法」は、透湿防水シートとサイディングの間に通気層を設ける工法で、その通気層の効果により壁体内の湿気が外部に排出され、サイディングの接合部等から浸入した雨水も速やかに排出されます。

壁体内結露を抑制

外壁の通気構法と雨水・湿気等の排出の仕組み

耐震性

地震や台風にしっかりと耐え、大空間・大開口も叶えます。

柱・梁・床・壁が一体となって支えることで、優れた耐震性を発揮します。2×4工法の持つ強度と在来軸組工法の持つ自由度を併せ持ったのが「プレウォール」です。

2×4工法は、
品質の安定、優れた耐震性、工期の短縮というメリットの反面、間取りの変更が難しい短所があります。

在来軸組工法は、
自由な間取り、リノベーションが容易で、大開口が可能である等のメリットの反面、品質面で職人の技術力に左右されます。

高耐震『モノコック構造』です。

外部からの力を分散!だから大地震にも強い。

モノコック構造とは?
「モノコック構造」は、もともと航空機用に開発された構造です。
在来軸組工法は柱・梁等骨組みで支えているのに対し、ブレウォールは床・壁・天井(もしくは屋根)といった6面全体で支えているので、どの方向から荷重がかかっても、力が全体に分散され、部分的なひずみや狂いが生じにくいのが特徴です。

モノコック構造
在来軸組構造
プレウォール工法は柱と床と壁で井出を支えます

繰り返す揺れにも効果を発揮します。

「プレウォール」は、繰り返す余震にも備えるため、「真壁構造」を採用しています。

柱と柱の間に壁を設置する真壁構造
「真壁構造」は、地農の揺れが伝わると壁が突っ張ってしっかりと耐えます。
また、柱に壁材を釘で打ち付けるだけの大壁構造に比べて柔軟性があり、繰り返しの揺れにも強いので、余震が続いても安心です。

真壁構造
断熱性

一年中快適に過ごせて、省エネにもなります。

「プレウォール」の優れていることの一つに、高い断熱性能と気密性能があげられます。
「プレウォール」は、高レベルの断熱性を持つスタイロフォームを採用しています。
また、さらにそれを家全体にすっぽり包み込むように施工することで、より確かな高気密・高断熱を実現し、一年中快適で省エネな家を叶えます。

高いレベルの断熱性能を持つ「スタイロフォーム」

左右にスクロールできます

断熱材別熱伝導率比較

断熱材 フェノール
フォーム
スタイロ
フォーム
ウレタン
フォーム
吹付けウレタン
フォーム
セルロース
ファイバー
ロックウール グラスウール
熱伝導率
(W/mk)
0.020 0.020 0.024 0.0346 0.040 0.038 0.036~0.050

「熱伝導率=熱の伝わりやすさ」値が小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高い。

熱伝導率0.022w/m・k⋯持続する高い断熱特性

プレウォールでは、一般的な住宅に使用されている断熱材「グラスウール」に比べて、約2倍の断熱効果を持つ「スタイロフォーム」を採用しています。
耐久性も高く、何年たっても変わらない断熱性能を誇ります。

酸素指数 26.6%

燃えると溶けるだけで有害物質は発生しません。
火を遠ざけるとすぐに消えます。

隙間をなくして、熱を逃しません。

夏は涼しく、冬暖かで一年中快適な室内

省エネ住宅の基本は、住宅全体で外気に接している部分(床・外壁・天井または屋根)を、断熱材で隙間なくすっぽりと包み込むことです。
隙間があると、熱が室内から室外に逃げたり、その逆に、室外からの熱が室内に侵入したりすることになります。
断熱性能の低い壁の室内側の表面には温度差が発生しやすく、結露の原因になる場合があります。
家全体を断熱材『スタイロフォーム」で包み込んだ「プレウォールの家」は、屋外の気温を伝えにくいうえに、室内の空気も漏れにくいので、寒い冬には、一度温めた空気を外に逃さないのはもちろん、暑い夏の冷房効果も抜群です。

断熱と言えば壁の断熱材と思っていませんか?
「窓」も重要なポイントです。

全方位 高気密。高断熱の秘密 熱の流入出比率

品質

工場生産だから、短い工期で、建物を守ります。

近年、大工職人の高齢化に伴う人手不足や職人の技量や気象条件等様々な不安定要素に住宅品質が左右されるという話も聞きますが、プレウォールシステムでは、上棟完了時点で断熱工事までほぼ完了しますので、工期は在来工法と比べ10日〜2週間ほど短縮されます。職人の技量の違いによる品質のばらつきも軽減し、工期の短縮により構造体をできる限り雨風から守ることもできます。また、現場から排出される産業廃棄物の減少にもつながります。

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